廃業から10年余りの時を経て、根津の銭湯「宮の湯」がアートを軸とする複合施設に生まれ変わります。改修に際し、工事前の宮の湯の姿を記録すべく、全天球カメラによる撮影と実測調査を行ないました。その調査記録データをここに公開します。
まだ戦後の荒廃の跡が残る根津の地に宮の湯が誕生する。建設時に木場から牛車で曳いてきた真っすぐな柱は、今も変わらず浴場の中心に立っている。
1日に1000人が訪れた時代もあった。宮の湯を愛してきた方々の思いを代弁することなどとてもできないから、ここで多くは語らない。銭湯宮の湯は、お風呂屋としての60年近い歴史に幕を下ろす。
廃業から10年。シャッターが閉じられたままだった宮の湯に芸術家たちが集い、「浴場とヒタキバを巡る小さな冒険 HiTAKiBA_Vol.1」を開催。宮の湯に再び人が戻ってきた。https://cirq-cirq-cirq.com/event-201705/
第2弾のイベント『脱衣場で芸術家と文通する日 HiTAKiBA_Vol.2』を開催。https://cirq-cirq-cirq.com/event201712/
改修前の建物の姿を記録すべく、東京大学の学生有志により全天球カメラによる撮影と実測調査を実施。
改修前に内部見学会を開催。お越し下さった地元の方々から、宮の湯の思い出話を沢山伺うことができた。改めて、宮の湯の建物を残し、再生する意義を思う。
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