photo : Nobutada OMOTE
photo : Yuji IMAMURA

新宅 加奈子

Shintaku Kanako

■略歴

  • 美術家 / 1994 年生まれ、京都を拠点に活動。2019 年京都造形芸術大学大学院芸術研究科芸術専攻総合造形領域修士課程専攻修了。 「生きている事を確認する行為」として 2010 年より全身に絵の具を纏い始め、身体と精神を拡張し自己からの脱却を図る。その行為をセルフポートレートとして展開。また、展示会場では 1 日 4〜6 時間 絵の具を纏い続けるパフォーマンスを行う。個展として、「I’m still alive(京都:KUNSTARZT 2018)」や「embodiment(京都:KUNSTARZT 2019)」「indication (京都:京都写真美術館 / 東京:KKAG ギャラリー 2019)」など。 受賞歴として、アートアワード東京丸の内 2019 にて丸の内賞(オーディエンス賞)受賞。 その他 NONIO ART WAVE AWARD 2020 にてペインティング部門グランプリを受賞。ヨコハマトリエンナーレ 2020 episode00 出演作家。


■受賞歴

  • 2020.7 IAG AWARD 2020 奨励賞
  • 2020.3 NONIO ART WAVE AWARD2020 ペインティング部門グランプリ
  • 2020.1.25-2.9 京都府新鋭選抜展 NHK 放送局賞受賞(京都文化博物館)
  • 2019.6 アートアワード東京 2019 / 丸の内(オーディエンス)賞
  • 2019.2 アクリルガッシュビエンナーレ 2018 (東京) 優秀賞
  • 2018.7 京都造形芸術大学大学院芸術科芸術専攻修士過程 2 年生作品展 spurt 展 spurt 賞


■個展

  • 2019.10 indication Shintaku kanako solo exhibition / KKAG ギャラリー(東京)
  • 2019.9 indication Shintaku kanako solo exhibition / 京都写真美術館(京都)
  • 2019.6 embodiment Shintaku kanako solo exhibition / Kunstarzt(京都)
  • 2018.6 I’ m still alive Shintaku kanako solo exhibition / Kunstarzt(京都)


■展覧会等

  • 2020.7 アートコレクター展「 collector’s collective 」 東京帝国プラザホテル
  • 2020.6 7 「燦三と照りつける太陽で、あつさ加わり体調を崩しがちな季節ですが、規則正しく健やか奈日々をお過ごしください。展」
    西武渋谷店美術画廊 オルナタティブスペース グループ展
  • 2020.1.9-12 raw -精神と肉体の展覧会-京都芸術センターco-programD 採択企画 / 舞台公演(京都)
  • 2019.11/29-30 ヨコハマトリエンナーレ 2020 エピソード 00 (神奈川)
  • 2019.11/26-12/8 シブヤスタイル vol.13 / 西武渋谷美術画廊(東京)
  • 2019.11/26-12/14 「小さいわたしたち」/ +art gallery(大阪)
  • 2019.10/22-11/4 「現代茶ノ湯スタイル展縁-enishi-」/ 西武渋谷美術画廊(東京)
  • 2019.9 Shanghai art fair 2019(上海/中国)
  • 2019.7-8 ASYAAF Hidden Artists DDP Young Designer Challenge / アジア新人アーティスト芸術祭(ソウル/韓国)
  • 2019.3〜スターバックス京都 BAL店 × SANDWICH 作品展示
  • 2019.3 ARTISTS FAIR KYOTO2019(京都)
  • 2019.2 京都造形芸術大学卒業展大学院修了展 2019(京都)
  • 2017 Between:International Group Exhibition / GALLERY TOMO (京都)
  • 2017 京都造形芸術大学大学院芸術科芸術専攻修士過程 1 年生作品展 HOP2017 / 京都造形芸術大学 _ ギャラリーオーブ(京都)
  • 2017 京都造形芸術大学大学院修士過程課題制作展「まばたき / 京都造形芸術大学(京都)
  • 2017 Multi: International Group Exhibition / GALLERY TOMO (京都)
  • 2017 36.5 °C 〜生々しい体温〜 名和晃平 / ヤノベケンジゼミ展 / ARTZONE (京都)
  • 2017 where we were 名和晃平 / ヤノベケンジゼミ展 / ARTZONE (京都)


■納品

  • 2020.6 新風館 (THISIS) SHIZEN 作品納品
  • 2020.2 アンテルーム NAHA 客室 208 号室作品納品
  • 2020.3 小説「ピカソになれない私たち」(著者:一色さゆり 出版社:幻冬舎)表装


■パフォーマンス他

  • 2019.10 El Musica 京都国際舞台芸術祭 2019 フリンジ
    「オープンエントリー作品」(京都)
  • 2018.12 国際北陸工芸サミット 工芸ハッカソン( 東京) ・2017.11 十夜 fes / 金剛寺・宝蔵寺・龍岸寺(京都)
  • 2017.10 国際北陸工芸サミット 工芸ハッカソン(富山)
  • 2017.3 つれづれおむろ ダンスパフォーマンス / 旧邸御室(京都)
  • 2014 今ヲ創ル ライブパフォーマンス / 洛陽教会(京都)

Statement

時々私は裸になって絵の具を全身に纏います。
皮膚の上で混ざり合う絵の具は、
私が私であることを超え、
人間という身体を持った存在であることも忘れさせます。
それは単なる欲求や衝動ではなく、
自分が自分として生きていくために
必要な行いとして始まりました。
むしろ、儀式のようなものだったのかも知れません。
私の日常のなかで現実感が希薄になり、
放っておくと、「今ここにいる」という実感が
徐々に失われていき、その恐怖で、
私の心身は硬直してしまうことがあります。
その為、私はこの儀式を繰り返す事により、
そのような恐怖を取り除き、
そして確かに生きている事を確認しているのです。

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